2022秋 ネパール/カトマンズへの旅 初日の様子
2022年11月に成田空港を出発し、カトマンズへ向かいました。この旅の前編をまとめていますので是非ご覧ください。(もし良ければチャンネル登録・高評価を何卒よろしくお願いします。)
※以下の情報は2022年12月時点のものであり、変更になっている可能性があります。必ず最新情報をご確認ください。
ネパールに行った動機
まだ行ったことがないアジアの多くの国々の中で、ネパールは行きたい国のひとつでした。理由は生まれて初めて交流した外国人がネパール人だったから。幼稚園の時に先生(だったのかはわかりませんが)が優しいネパール人でネパールのことをいろいろ教わったり、ネパールの変わった国旗を画用紙で製作したりした記憶があります。そんな訳でこころのどこかで行くチャンスを待っていました。
また、ヒマラヤ山脈の麓にある自然豊かな国で、ヒンズー教や仏教が共存しあちらこちらに寺院がある信仰心豊かな場所というイメージです。
ネパールとはどんな国?
・人口 2,919万人(2021年)
・面積 24.7万平方キロメートル(北海道の1.8倍)
・言語 ネパール語
・宗教 ヒンドゥー教(81%)、仏教(9%)、イスラム教(4%)
・通貨 ネパール・ルピー
・日本との時差 3時間15分
・経済 GDP(名目)約361億ドル(2000/2021年度(推定値))
一人当たりGDP 約1,191ドル(2000/2021年度(推定値))
豊かな自然や文化の一方で、経済的にはいまだアジアで貧しい国の一つとのようです。
世界で唯一長方形でない国旗を持つ国でもあります。
行き方
東京からカトマンズまでの直行便はネパール航空の便が週2便就航しているようです。今回はクアラルンプールを経由するマレーシア航空の便で向かいました。
区間 | 便名 | 出発時刻 | 到着時刻 | 所要時間 |
成田ークアラルンプール (TYOーKUL) | MH0089 | 10:05 | 17:00 | 7時間55分 |
クアラルンプールーカトマンズ (KULーKTM) | MH0114 | 20:00 | 22:30 | 4時間45分 |
所要時間を合計すると12時間40分、待ち時間を含めると15時間40分と移動に相当な時間がかかります。
航空券について
今回は2年半のコロナ禍でほとんど使用する機会のなかったJALのマイレージを全部使いきるつもりで予定を組みました。JALのサイトから以下の4区間をワンワールド特典航空券としてJALの予約サイトから手配しました。
区間 | マイル数 | 備考 | クラス | 航空会社 |
東京ーカトマンズ (TYO-KTM) | 5,360 | 東京ークアラルンプール 3,338 クアラルンプールーカトマンズ 2,022 | ビジネス | マレーシア |
カトマンズードーハ (KTMーDOH) | 2,022 | ビジネス | カタール | |
ドーハークアラルンプール (DOHーKUR) | 6,109 | ドーハーバリ 4,875 バリークアラルンプール 1,234 | エコノミー ビジネス | カタール マレーシア |
クアラルンプールー東京 (KURーTYO) | 3,338 | ビジネス | マレーシア | |
合計 | 16,829 |
総旅程距離14,001ー20,000マイルの範囲において特典航空券の交換に必要なマイル数は、エコノミー90,000マイル、ビジネス120,000マイル、ファースト170,000マイルでしたので、思い切ってビジネスクラスにしました。
別途、燃油特別付加運賃等の費用が29,510円かかっています。東京ークアラルンプールの区間をJALにすると72,910円と跳ね上がるので、マレーシア航空がこのときはお得でした。石油が採れる国だからでしょうか?結構違いがありますね。
事前準備
ビザについて
ネパールに入国するためにはビザが必要です。オンラインでビザ申請して大使館や郵送で受け取ることもできますが、アライバルビザも取得できるようなので、現地到着時に受け取ることにしました。
ただ、事前にオンラインで申請しておくと、入国手続がスムーズにいくみたいだったので、ネパール入国管理局のウェブサイトからビザの申請だけ済ましておき、申請受付書をプリントアウトしてビザの取得時に提出しました。入国時に並んでいる人がいなかったため、事前にしておくことでどれだけスピードアップできたかはわかりませんが、入国は待ち時間なく速やかにできました。
アライバルビザの取得費用は以下の通りでした。
(ネパール入国管理局ウェブサイトより)
種類 | 料金 |
15日間 | 30USD |
30日間 | 50USD |
90日間 | 125USD |
アライバルビザの費用を支払うためにUSDを持って行ったのですが、窓口の方から日本円で払うように言われました。USDで払いたいと言ったもののうまく通じず、別に円でもいいかと思い10,000円で払ったのですが、取得費用4,880円、お釣りの5,120円が4,450ネパールルピーで返金されました。
お釣りの金額が妥当なものなのかがすぐには分かりませんでしたが、以下のようになります。ビザ代の円払いのプレミアムが高いのでUSDで払うのが良いかなと思いました(日本のネパール大使館で15日ビザを取得した場合は4,000円です)。
外貨 | 円 | 換算レート | (参考) 当日のレート | ||
ビザ代 | 30USD | 4,880円 | 162.6円/USD | 140.87円/USD | BTMUのTTB |
お釣り | 4,450NPR | 5,120円 | 0.869円/NPR | 0.882円/NPR | 空港の両替所 |
入国制限
2回以上のワクチン接種証明書を提出すれば出発前72時間以降の陰性証明書の提出は不要でした。(常に最新情報をご確認ください。)
SIMカードについて
事前にネットで調べると、NcellとNEPAL TELECOMの2社があり、おすすめはNcellということのようだったのですが、空港で購入する場合には証明写真が必要との情報の記載もあり、持ってきておらず買えるか不安でした。
空港到着が遅れ、その時間に営業していたのはNEPAL TELECOMだけでしたが、NEPAL TELECOMの料金は以下の通りでした。
料金(手数料込) | ||
28日間 12GB | 850NPR | |
28日間 30GB | 1,250NPR |
NEPAL TELECOMは、写真はその場で撮影してもらえますので、写真の持参は不要でした。電話番号がついていますので、現地の配車アプリの登録も可能です(電話番号の控えがある台紙を忘れないように)。
空港から市内までの移動について
トリブバン国際空港から旧市街の中心部やタメル地区までは5~6km程と近いので、短時間で移動可能です。タクシーかバス(又は体力があれば徒歩)となるようで、タクシーは料金は高いもののプリペイド方式と個別に交渉する方法があるみたいです。夜遅く面倒を避けるため、プリペイド方式を利用しました。プリペイドタクシーは、空港の出口に向かう途中に窓口があります。
ここで行き先を告げチケットを購入し、空港を出たところで係の人に渡します。
行先のホテルの地区は、1,000NPR(約1,133円)と距離にしては高めな上に、車はオンボロ、運転手もホテルの場所が分からないということで私のスマホのグーグルマップを見せながらナビをさせられるなど、サービスも料金に見合ってませんでした・・・。
宿泊先(Arushi Boutique Hotel)
ホテルはAgodaでArushi Boutique Hotelを手配しました。
場所はタメル地区にあります。
夜遅く暗い中でホテルに向かう路地が行き止まりに見えましたが、奥から警備員の方が見つけてくれて突き当りを左に曲がったところにあるホテルまで案内してくれ、無事にチェックインできました。
部屋は25平米と広めで、キングサイズのベッドでゆったりしていました。
白を基調とした清潔感のある部屋です。
1階のロビーが朝食会場になっています。
朝食はビュッフェ形式で種類も十分でした。
屋上テラスは、バー&レストランになっています。
1泊朝食付で1泊6,600円ほどと安くはないですが、とても安心感のあるオアシスのような部屋で大満足でした。
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