2022年11月にカトマンズを旅しました。3日目午後はスワヤンブナートへ行き、最後にパタンへ向かいダルバール広場を訪ねました。この旅を動画の後編にまとめていますので是非ご覧ください。(もし良ければチャンネル登録・高評価を何卒よろしくお願いします。)
2022秋 ネパール/カトマンズへの旅 3日目午後の様子
Thakali Bhanchha Ghar (タカリ・バンチャ)
午前中のマウンテンフライトの後、タメル地区にあるThakali Bhanchha Gharというネパール料理のお店でランチを食べました。
ダルバートというネパールの家庭料理が食べられるお店として、日本人観光客によく知られているお店のようです。
通りからは看板の文字もうっすらとしており、営業しているように見えませんが、このビルの2階に上るとお店があります。
多少値は張りますが、スペシャルセット(750NPR:約833円)を注文しました。
日本でいう定食のような意味合いをもつネパールの料理であるダルバートは、「ダル」が豆スープ、「バート」はご飯を意味するようで、その2つを中心として、各種のカレーや野菜や漬物が大皿に載せられたセットメニューでした。
ダルの意味を持つ豆スープをご飯にかけて、カレーや漬物などの付け合わせとセットで食べるみたいです。野菜を中心としたヘルシーな料理で、特に漬物が少し和食と近いテイストを持っていて親近感を持ちました。
スワヤンブナート寺院
スワヤンブナート(Swayambhunath Temple)は、世界遺産カトマンズの渓谷の構成資産の一で、カトマンズのネパール最古といわれる仏教寺院です。
旅行人街のタメル地区から西方に2kmの位置にあり、徒歩で行くこともできます。
タメル地区から30分ほどかけて西に歩くと、丘の上にそびえるスワヤンブナートが見えてきました。
スワヤンブナートは、400段以上の階段を上る必要があります。タクシーを使うと頂上まで直接行くこともできます。
別名モンキー・テンプルといわれるスワヤンブナートまでの階段には、多くの猿がいます。犬も結構多いです。
頂上に着く少し前で外国人は200NPR(約222円)の入場料を払います。そして、最後まで登りきると、目の前に大きな仏塔が現れます。
そして、スワヤンブナートの丘の頂上からはカトマンズ盆地を一望できる素晴らしい景観を楽しめました。
寺院周辺には土産物店等の小さな街が形成されていました。
パタンのダルバール広場(旧王宮広場)
世界遺産のカトマンズの7つの構成資産のうち、3つは旧王宮広場であるダルバール広場です。カトマンズ市街のダルバール広場の他に、パタンとバクタプルにあります。これは中世マッラ王朝時代に3つの王国に分立していた時代のそれぞれの王宮だったものです。
今回は、最後の目的地として、パタンのダルバール広場に向かうことにしました。
スワヤンブナートからはタクシーで7km、20分くらいでいくことができます。
配車アプリPhataoを使った移動方法
パタンへの移動の際、ネパールの配車アプリのPhataoをインストールしておいて、タクシーを呼び出してみました。なお、インストールには、ネパールでの電話番号が必要なので、空港でSIMカードを購入した際に電話番号を確認できるようにしておきましょう。(スマホの画面などで確認できない場合は、台紙に記載の番号を使い登録します)
Phataoアプリの操作方法は、UberやGrabと大きな差はありませんでした。乗車場所と降車場所を指定して配車を依頼します。ただ、車のナンバーがアラビア数字でなく確認が難しいため、画面に出る車の現在地、車種と車の色を手掛かりに見つけることが必要になります。また、メッセージの翻訳機能もなく、電話も英語対応ができるドライバーばかりでないと思われますので、乗車場所を見つけやすい場所に指定するなどする工夫もいるかと思いました。
現地に到着すると最終的な料金が決まりますので、その金額をドライバーに現金で支払います。
パタン旧王宮広場
パタンのダルバール広場は、カトマンズのダルバール広場と比較してコンパクトに寺院や王宮が密集しており壮観でした。
一本道を挟んで王宮と寺院群が対をなして立ち並んでいます。
入口の売り場で外国人は入場料1,000NPR(約1,111円)を支払います。パスを首からぶら下げるように言われました。
石造りやレンガ造り、建築様式も各寺院で個性があり、柱や壁面の彫刻が美しいです。
寺院と向かい合って立つパタン王宮に入ります。
カトマンズ市街の旧王宮と同じく中庭を囲む形で建築がされていました。
壁面の細かい彫刻がこの王宮を作った当時のネワール族の工芸レベルの高さを感じさせます。
ゴールデンテンプル
パタンのダルバール広場から5分ほど歩いたところにゴールデンテンプル(Hiranya Varna Mahavihar)があります。
12世紀の建立という金箔で装飾された美しい寺院です。
豪華さと格調の高さを感じさせる寺院でした。
ノーリングチベタンレストラン
パタンからタメル地区に戻り、ノーリングチベタンレストラン(Norling Tibetan Restaurant)で夕食を食べました。チベット料理のお店です。
レストランはビルの3階にあります。
ネパール名物のモモ(momo)のBuff(水牛)・スチームと、Buff Fry Chowemin(やきそば)を注文しました。
モモは甘辛いソースにつけて食べます。硬めの皮に水牛の肉が詰まっていてジューシーな味でした。
Buff Fry Chowemin(やきそば)は、麺はあっさりとした味付け、水牛の肉は食感は硬めで歯ごたえがあり、さっぱりとした味でした。
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