2022秋 ネパール/カトマンズへの旅 3日目午前の様子
2022年11月にカトマンズを旅しました。3日目午前はエベレスト方面へのヒマラヤマウンテンフライトのツアーに参加しました。この旅を動画の後編にまとめていますので是非ご覧ください。(もし良ければチャンネル登録・高評価を何卒よろしくお願いします。)
※以下の情報は2022年12月時点のものであり、変更になっている可能性があります。必ず最新情報をご確認ください。
ヒマラヤ・マウンテンフライト
ヒマラヤ山脈の麓にあるネパールまで来たので、本当であればトレッキングに参加して雄大な大自然を楽しみたいところですが、今回の滞在期間は短いことから、遊覧飛行に参加することにしました。申し込んだのは、「エベレスト&ヒマラヤ遊覧飛行ツアー☆マウンテンフライト」というツアーでVeltraのウェブサイトで紹介されているものです。
スケジュール
時間 | 日程 |
5:30 | ホテルに送迎車が到着し出発 |
6:00 | カトマンズ空港国内線にチェックイン |
7:00 | 遊覧飛行 |
8:00 | フライト終了しドライバーと合流 |
8:30 | 宿泊ホテルに到着 |
料金
Veltraでの価格はUSD255でした。クレジットカード決済額が38,154円でした。円安だったので結構高めです。
利用予定航空会社は、Yeti Airlines または Buddha Airlinesということで、直接その会社にマウンテンフライトを申し込むことも可能ですが、その場合でもUSD200以上はかかる上に、どこにどのような方法で行けばよいかのネット上に情報がなかったため、確実を期して旅行会社経由にしました。
体験記
早朝5時30分ホテルということで相当の早起きを覚悟していましたが、前日の夜にホテルのフロントを通して6時15分にホテルロビーという最終の連絡があり、少し余裕ができました。
ほぼ時間通りに送迎に来てもらい出発しました。もう一人ツアー参加者がいるため、宿泊地であるパタンに寄ってから空港に行くとのことでした。パタンのホテルでピックアップを終えて、空港に向かいました。
着いた空港は、一昨日の夜に到着したトリブバン国際空港でした。宿泊していたカトマンズのホテルから空港までの距離は6kmほどでタクシーを使えば20分かからないくらいのところですが、パタンを経由したため30分程度かかりました。
トリブバン国際空港は、国内線ターミナルと国際線ターミナルの入り口が違う場所にあるようで、国際線のターミナルの北に入り口がある国内線ターミナルに送迎車が到着しました。
送迎車が到着すると、ドライバーさんから航空会社のチケットを渡され、終わったら戻って来いと言われて送り出されます。
ターミナルビルの入り口で荷物検査を受け、出発ロビーでチケットとパスポートを渡してチェックインします。
渡されたチケットは、Veltraの案内の「利用予定航空会社:Yeti Airlines または Buddha Airlines」ではなく、shree airlinesという航空会社でした。shree airlinesのカウンターでチェックインしました。
出発予定表を見ると利用予定会社であるYeti AirlinesとBuddha Airlinesのマウンテンフライトの本数を比較するとshree airlinesは1便しか見当たらず、どちらかというとマイナーなように見えます。
ネパールのビジネスニュースのウェブサイトを見ると、この会社は、パンデミックの間は運休していたマウンテンフライトを約3年ぶりに9月に再開したという記事がありました。
カウンターで1時間遅れになることを告げられましたが、その後もじりじりと遅れ、出発時刻は8時45分に変更になり、2時間近く待ちようやく搭乗開始になりました。
運航マウンテンフライトの機材は日本の航空会社でも運航されていたボンバルディアCRJ200です。
機内は、一人ずつに窓側の座席が割り当てられます。
エベレスト付近まで東に飛行しその後Uターンしてカトマンズに戻ります。
行きは進行方向で左側の座席の人がヒマラヤを眺め、帰りは右側の座席の人がヒマラヤを眺める形になり、平等に割り当てられています。私は右側座席の前から3列目のシートでした。
行きのフライトはヒマラヤ山脈の反対側の景色を眺めながら進みます。
Uターンする際に、右側の席からは遥か東のかなたに見えるカンチェンルンガ(8586m、世界第3位の高峰)が見えます。
後半、右側の席からヒマラヤが見えるようになると、その雄大さに心を奪われます。
最初に目に飛び込んでくるのは世界第5位のマカルー(8463m)です。
そして一番の目玉の世界第1位のエベレスト(8848m)が綺麗に望めます。エベレストの右にはローツェ(8516m、世界第4位)も見えます。
エベレストの後も世界第6位チョ・オユー等の美しいヒマラヤの峰々を望むことができました。
50分のフライトはあっという間に終わり、最後に記念証書をshree airlinesよりもらいました。
当初のスケジュールでは8時に予定されていたドライバーとの合流は10時13分、8時30分予定のホテル到着は11時になっていました。
ツアーに参加する際は、遅れがあってもよいようにスケジュールに余裕を持たせることが必要だと思います。また、天候不順の場合、翌日に繰り越すかキャンセルかになるようですので、順延になってもよいように滞在期間中早めの日程で予約することをお勧めします。
気になったこと
このツアーのレビューにもありましたが、利用予定航空会社がYeti Airlines または Buddha Airlinesとされているのに、shree airlinesに変更となっていたことが気になりました。変更となっても当日に渡されるチケットを見るまで分からないので、特定の航空会社を希望される場合には注意が必要です。
というのも、このツアーの売り文句で、「コックピットから雄大な景色を望むというレアな体験もお楽しみのひとつです♪」とコックピットからの見学を売り文句にしていますが、shree airlinesそのようなサービスはなかったので、少し騙されたような気持ちもあります。
Yeti Airlines または Buddha Airlinesではコックピットからの見学があるのかはわかりませんが、それが重要である場合は、事前に確認することも必要かと思います。場合によっては、航空会社のウェブサイトからマウンテンフライトのチケットを直接購入して、タクシーなどで空港に行かれるというのもよいのかもしれません。
あと、マウンテンフライトでお金を取っているんだからshree airlinesも窓はもう少し綺麗にしておいてほしいなというのも率直な感想でした…。
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